ぎっくり腰になったときよくどう過ごせばいいか聞かれます。
また、間違った対処をして悪化させている方もいらっしゃいます。
今日はぎっくり腰になったときの対処法についてお知らせしたいと思います。
1.まずは休息が必要です。
痛みを感じたら、すぐに休むことが重要です。
患部に負荷をかけず、ベッドやソファに横になることが良いでしょう。
痛みは体の防御反応でもあります。
急性腰痛では炎症を伴っていることが多いため、動くことは傷口を広げるのと同じです。
トイレに行くときも動きは最小限にし、楽な姿勢でゆっくり休みましょう。
また、鍼灸やマッサージに行くのは痛みが落ち着いてからが適切です。
2.そして冷やします。
一般的に、腰痛では温めることが多いですが、急性腰痛は炎症が起こっています。
痛みや腫れを緩和するために、まずは十分に冷却しましょう。
氷のうがない場合は氷をジップロックに入れたものなどで15分程度冷やすことが効果的です。
冷えすぎる場合は、タオルを敷いてから冷却してください。
冷やすことで炎症を最小限に抑えることができます。
痛みがある場合は2~3日間は冷却を続けましょう。
その後は冷やすか温めるのどちらが快適かで選んでください。
炎症が治まったら、温めることで筋肉をほぐすことができます。
3.当日はお風呂は避けましょう。
安静を保つという意味でもお風呂は避けたほうがいいです。
やむを得ない場合はシャワーを使いましょう。
腰を痛めてすぐは、炎症があるのでお風呂で温めてしまうと痛みが悪化する場合があります。
どうしてもお風呂に入りたい場合は、短時間にしましょう。
4,当日はお酒も控えましょう。
お酒を飲むと感覚がマヒするから麻酔だよ!とか消毒消毒!とおっしゃる方もいらっしゃいますが、炎症が進んでしまうので当日は飲酒は控えましょう。
5.正しい姿勢を保ちましょう。
腰を安定させるために、寝るときや座るときには正しい姿勢を保つことが重要です。
腰を支えるため硬めのマットレスや背もたれのある椅子がおすすめです。
柔らかいマットは腰が沈んで正しい骨の位置を保てません。
背もたれのない椅子は筋肉に負担がかかるのでお勧めしません。
仕事などで休めない場合は、コルセットを使用することで筋肉の動きを制限し、悪化を防ぐことができます。
ただし、長期間装着し続けると筋肉が弱くなる可能性もあるため、頼りすぎないようにしましょう。
6.痛みが治まってから運動をする。
痛みが収まったら、軽い運動を行いましょう。ストレッチや筋トレによって筋力を回復させ、再発を予防することができます。
たまに「買い物ついでに運動のために遠回りして帰ってきた」という方がいらっしゃいますが、荷物がある帰りではなく、行くときに歩いて帰りはまっすぐ帰ることをお勧めします。
※痛みがひどくなったり変わらずに長引くときは
痛みや症状が重い場合や数日経ってもまったく改善しない場合は、医師に相談しましょう。
骨折や重篤な疾患が隠れていることもあります。
長引く腰の痛みや繰り返す痛みには、和楽の刺さない鍼がおすすめです。
氣の流れを改善し、滞りを流すことで根本からの改善を目指します。
また、姿勢を整えることで筋肉や骨の負担が少なくなり、痛みが出にくい身体になります。
ごしんじょうemiwaの鍼灸院の美姿勢矯正は、痛くなく正しい姿勢に整えます。